FINANCE LEASE

ファイナンスリース事業者の犯収法対応Finance Lease Companies under the AML Act

一言で

顧客が指定する物品を購入して顧客に賃貸する業務を行う者。特定事業者に当たるのは、中途解約ができず、借りる側が使用の利益を実質的に受け費用を負担する賃貸。取引時確認の場面は、その賃貸借契約を結ぶとき。賃貸人が一回に受け取る賃貸料の額が10万円以下の取引は、簡素な顧客管理が許容される取引として除かれている。

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販売者から物品を購入するリース事業者が、その物品を借りる側に賃貸する三者の関係を示した図
販売者、リース事業者、借りる側の三者の関係を示した図。

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対象のリース解約できず、費用は借りる側が負う形

要件は、中途解約できないことと、借りる側が費用を実質的に負担すること。

確認の場面賃貸借契約を結ぶとき

本人特定事項、取引の目的、職業・事業内容を確認。法人は実質的支配者も確認する。

リスクの見方借りる側と販売者が組んだ架空の契約

借りる側と販売者が共謀し、実態のない契約で資金等を移す形が挙げられる。

混同しやすい語との違い

空リース・多重リース

多重リースは、同じ機械設備等に複数のリース契約を結び、物件代金をだまし取ろうとする疑いのある取引。

現物確認

取引時確認は人(顧客)の確認。物品が実在するかの現物確認は別の取組で、必要に応じて行う。

根拠

根拠を見る(出典)

条・項の番号は原文でご確認ください。

実務ではここで迷う

リースは借りる側の確認だけでは足りず、物件の実在や重複契約も見ないと架空の取引は見抜けません。危険度調査書は空リースや多重リースを挙げ、必要に応じた現物確認を留意事項としています。どこまで確認するかが迷いどころです。

犯収法の特定事業者を読む(noteの記事)→ →

FAQ

よくある質問

どんなリースが対象ですか?

要件は2つあります。1つは、契約が賃貸の期間の中途で解除できない(これに準ずるものを含む)ことです。もう1つは、借りる側が、物品の使用からの経済的な利益を実質的に受けることです。使用に伴う費用を実質的に負担すべきこととされていることも要件です。両方を満たす賃貸が対象。

賃貸料が低いリースは対象外ですか?

賃貸人が賃貸を受ける者から、一回に受け取る賃貸料の額が10万円以下の取引は、除かれています。簡素な顧客管理が許容される取引だからです。ただし疑わしい取引などは確認の対象に戻る。

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注意: 本ツールは参考情報です。最終判断はご担当者様ご自身で行ってください。法的アドバイスを提供するものではありません。

この用語ページは意味と位置づけをつかむための辞書です。実務の手順・判断のしかたはnoteの記事で扱っています。