MUTUAL EVALUATION

FATF相互審査(対日審査)FATF Mutual Evaluation

一言で

FATFが加盟国の対策を相互に審査する仕組み。法令の整備(技術的遵守)と実際の効果(有効性)の2面で評価し、結果は報告書で公表される。日本の第4次審査は、次の流れで進みました。2019年10月29日から11月15日に、実地審査が行われました。2021年6月のFATF全体会合で、報告書が採択されました。次の審査の時期は、FATFの公式発表で確認する必要がある。

最終更新

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日本の第4次審査の流れを示した図です。2019年の実地審査、2021年の報告書の採択、2022年と2023年のフォローアップ報告書の順です。
実地審査、報告書の採択、フォローアップの流れを示した図。

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二つの評価40の勧告への適合度と、有効性

40の勧告への適合度(技術的遵守)と実際の成果(有効性)を評価する。

日本の結果有効性の11項目のうち3項目が上から2番目

有効性11項目のうち3項目がSubstantial、8項目がModerate。

その後重点フォローアップ

日本は重点フォローアップ対象で、報告書は2022年6月から3回採択された。

混同しやすい語との違い

FATFグレーリスト

FATFが公表する強化モニタリング対象国・地域の一覧。審査後のフォローアップの区分とは別の仕組み。

FATF勧告

FATFが定める国際基準(40項目)。相互審査は、各国がその基準に適合し、実際に機能しているかを見る手続き。

犯罪収益移転危険度調査書(NRA)

日本が自らのリスクを評価して公表する文書。審査の有効性評価の最初の項目は、国のリスクの理解と政策・調整にあたる。

根拠

根拠を見る(出典)

条・項の番号は原文でご確認ください。

実務ではここで迷う

審査報告書は日本の制度全体への評価で、個々の事業者に義務を直接定めるものではありません。金融機関の一部のリスク理解が限られることなどを課題としており、自社の業種がどの指摘に関わるかを読み取ることが実務の入口です。

FATF勧告40と日本の法制度の対応を読む(noteの記事)→ →

FAQ

よくある質問

日本の第4次審査の結果はどうでしたか?

有効性の11項目のうち3項目が上から2番目の評価(Substantial)、8項目が3番目の評価(Moderate)。日本は重点フォローアップの対象となった。

フォローアップとは何ですか?

審査で見つかった技術的な不備について、改善状況を報告し、必要に応じて再評価を受ける手続き。日本の第2回の報告書は2023年10月に採択され、勧告のうち6項目の再評価が対象だった。

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